TATAMIさいとう


月刊三代目のひとりごと 第2話

投稿日 2022年2月28日
カテゴリー お知らせ

こんにちは店主の三代目です。

今回は、お客様よりご依頼で畳を見に行ったときのことです。

一般の住宅ではなくご老人の方々がご利用されている施設でした。

早速、畳を見てみると畳床までえぐれていて、ひどく傷んでいました。

所長様よりお話をお聞きするとオープン当初より利用される方が増えて食事の時、畳の上まで

テーブルと椅子を置くようになったとのことで特に椅子の下が傷んでいました。

そこで当店では強力表という普通のい草より極太い草で仕上げられたかなりキズがつきにくい

畳表もあり、なるべく天然い草の畳表でおくつろぎ頂きたいと思いもありましたが

畳の厚さが15ミリしかない事と、またすぐに畳が痛み交換という事態を避けるために

今回は内装材をご提案させて頂きました。

サンゲツのフロアータイルで畳柄(90×90)に決まりました。

フロアータイルは厚さ3ミリですので12ミリのベニア板を先に敷いてその上から

フロアータイルを専用糊で貼りました。これで敷いていた畳の厚みと同じで

バリアフリーもクリアしました。

お客様に大変喜んでいただき、一日で作業終了して会社に帰るまでの時間に思ったのですが

畳は天然い草のいい香りツヤのある八代産を使って頂きたいですが

お客様のご意見をよく聞きますそれにどれだけ答えられるかが大事なのだなと

再確認しました!

一日中、床工事をしていたので次の日から一週間は両足バキバキ筋肉痛でした。😅

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